ノンカフェイン

ルイボスティーは、カフェイン含有量ゼロの「カフェインレス」のお茶です。
赤ちゃんからお年寄りまで、そしてカフェインが気になる妊産婦さんも飲めます。

カフェインのメリットやデメリットも解説しながら、カフェインレスのルイボスティーについて考えます。

ルイボスティーはカフェインレス!

ルイボスティーには、カフェインが一切含まれていません。
一般的なお茶には、カフェインが含まれていることが多いので、安心して飲める貴重な存在といえますね。

ノンカフェインのお茶を探そうと思っても、意外とパッケージを見るだけでは分かりませんよね。
特に妊娠中であれば、カフェインを気にされる方も多いことでしょう。

参考までに、代表的なお茶のカフェイン含有量を見てみましょう。

調べたのは、文部科学省が公表している「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」です。

「し好飲料類」というカテゴリーの中に、代表的なお茶の名前が並んでいます。
茶葉などの成分が溶け込んだ「浸出液」の項目を見ると、それぞれカフェイン含有量が書かれていました。

<浸出液のカフェイン含有量>すべて100mlあたり
・玉露・・・160mg
・せん茶・・・230g
・ほうじ茶・・・20mg
・ウーロン茶・・・20mg
・紅茶・・・30mg
・コーヒー・・・60mg
・麦茶・・・0mg

(参考)文部科学省ホームページ:「日本食品標準成分表2015年版(七訂)し好飲料類」

ここに挙げた代表的なお茶を見ると、カフェインレスなのは麦茶のみ。
それ以外はすべてカフェインを含んでいます。

ちなみにカフェインと聞くと、コーヒーを連想する方が多いことでしょう。
ところが、意外とカフェインを多く含むのが、玉露やせん茶などの緑茶類。カフェイン含有量は、なんとコーヒーの3~4倍にも及ぶのです!

飲み口がマイルドなほうじ茶やウーロン茶は、カフェインとは無縁なイメージもありますが、紅茶の7割ほどのカフェインを含んでいます。

ここに挙げた以外にも、ジャスミンティーも女性に人気のお茶の一つですね。
上品な香りやすっきりした味わいを楽しむだけでなく、美肌効果を期待して飲んでいる方も多いのではないでしょうか?

ジャスミンティーの茶葉は、実は緑茶やウーロン茶にジャスミンの香りを吸着させたもの。
茶葉自体は緑茶やウーロン茶と同じなので、ジャスミンティーにもカフェインが含まれているのです。

カフェイン含有量ゼロのお茶は、意外と少ないことが分かります。
カフェインレスで安心して飲めるルイボスティーは、ありがたい存在ですね。

カフェインのメリットとデメリットとは?

普段何気なく見聞きしている「カフェイン」。
ところで、どのような成分なのかご存じでしょうか?

カフェインとは、窒素を含む植物由来の化合物のこと。
次のようなメリットやデメリットがあります。

<メリット>
・眠気を覚ます
・疲労をやわらげる
・尿の排出を促す
・解熱鎮痛作用をもつ
・血管を拡張させる

<デメリット>
・目が冴えて眠れなくなる
・興奮する
・強い不安感が生じる
・幻覚が生じる
・不正脈が起きる

カフェインは、いわゆる「興奮剤」です。
適量を摂取するだけなら、眠気覚ましや疲労軽減などのメリットが期待できます。
実際に、眠気を防止する効果があるとして、カフェインを配合した医薬品も作られています。

ただしカフェインのメリットが期待できるのは、適量を摂取したときの話。
大量のカフェインを習慣的に摂り続けると、心身にダメージを与えかねないのだとか。
くれぐれも摂りすぎには注意ですね。

特に気をつけたいのが、妊娠中や授乳中のママです。
妊娠中に大量のカフェインを摂取すると、胎盤を通じて赤ちゃんの血液にもカフェインが流れ込みます。
また、産後にカフェインを摂ると、少量ですが母乳にカフェインが含まれ、赤ちゃんが摂取することになってしまうのです。

胎児や赤ちゃんは、代謝機能が未熟な状態。
ママにとっては問題のない量であっても、胎児や赤ちゃんには影響が大きく出る可能性があります。

たとえば、興奮してイライラしたり、情緒不安定になって夜泣きしたり。

妊娠中や授乳中のママはカフェインレスの飲み物を選んだほうが安心ですね。

カフェインレスのルイボスティーは安心!

カフェインは、眠気覚ましなどのメリットはあるものの、大量にとると興奮や情緒不安定などの影響が心配な成分です。
お茶は毎日飲むもの。しかも健康効果を期待して飲むなら、量を気にせず飲みたいものですよね。

カフェインレスのルイボスティーなら安心!カフェインのデメリットを気にすることなく、ごくごく飲めますね!